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世界最大のワイン見本市 “Vinexpo” が、フランスのボルドーで6月14日から5日間に渡り開催され、世界各国からワイン業界関係者が来場。

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その最終日にイベントホールで、2013年ソムリエ世界大会の優勝者、スイス人のソムリエ Paolo Basso氏によるブラインドテイスティングセミナーが開催され、申し込み多数のところ、運よく参加できることになりました。

 

VINEXPOでは毎日様々なイベントが催されていますが、その中でも断トツの人気で、150名近い参加者とともに挑戦。

バッソ氏は意外と小柄でやせ形。
そしてとても気さくな人柄で、きびきびと会場内を動き回っていました。

セミナーでは、ワインについてエネルギッシュに語り、司会者から「パウロ、しゃべり過ぎ」とたしなめられ、思わず苦笑いする場面も・・・
ちょっとお茶目です。

解説の中で何度も口にしたのが “Concentration”「集中」
Open Mindで五感をしっかり働かせて、ワインを感じなさいとのこと。

ブラインドに出されたワインは以下の10アイテム
1.白 Rueda Verdejo(スペイン)

2.白 Santorini(ギリシャ )

3.白 Chassagne-Montrachet(フランス)

4.白 Alsace (フランス)

5.赤  Sonoma Coast (USA)

6.赤 Cornas(フランス)

7.赤 Barolo(イタリア)

8.赤 Mendoza(アルゼンチン)

9.赤 Margaux(フランス)

10.甘口 Setubal Moscaatel Roxo(ポルトガル)

試飲の後、バッソ氏は少し早口の英語で解説してくれました。
淀みなく、次から次へとコメントを発し、見た目の華奢な雰囲気とは異なり、非常にダイナミックな印象を受けました。

参加者からの
「家庭では誰がワインを選ぶのか?」
の質問に対しては、ご家庭ではGreat coachである奥様がワインの選択権を握っておられるそうです。
「今回のブラインドで出された中で、一番好きなワインは?」
には、少し躊躇いながらも、故郷スイスのルガーノに近い、イタリア ピエモンテのBaroloとのこと。

優勝者は南アフリカからの参加者で、なんと93点!
2位は中国の方でした。
ギリシャのワインなんて、なんで言い当てられるんだろう~~~

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