mesm 東京
かつてホスピタリティにどっぷり浸る職場にいながら、最近になってもう一度『おもてなし』を学ぼび直そうと思い、立教大学のホスピタリティ講座を受講することにしました。
昨日は講座の一環で、2020年開業した汐留にあるJR運営の ”メズム東京” のホテル見学に参加しました。
コンセプトは『五感を刺激するホテル』
スタッフのユニフォームはヨウジヤマモトのデザイン、
全てのお部屋に電子ピアノを設置、
アメニティは全てのグレードのお部屋で同じ、お抹茶も堪能できる、
通常のホテルに比べると圧倒的にBGMの音量が高く、かなり五感を刺激されます。
スィートルーム “chapter 4 Suite Luxe”の客室の広さは180㎡(写真上)
一番下の客室 “chapter 1″でも40㎡ 十分な広さ!(写真下)
お部屋では猿田彦コーヒーをドリップで楽しめます♪
コーヒー、紅茶、本格的なお抹茶も用意
ペコちゃんのキャンディーは嬉しい!
全てのお部屋に電子ピアノ!
なんと、世界の電子ピアノの99%は日本製だそうです。
館内見学後に伺った総支配人の生沼 久氏のお話が実に面白い!
30代の頃からGM(総支配人)になると目標設定し、とかく “おもてなし思想” に走って利益後回しになりがちな日本のホテル業界に、欧米式の数字の概念もしっかりと取り入れた方です。
「お客様をたらいまわしにしない、縦割り組織でなく一人のスタッフがマルチプルに対応する」(業務の軽減&人材育成)
「組織はシンプル、そして管理職は少なく」(人件費削減)
「ホテリエである前に企業人であれ、企業人である前に人であれ!」(”お客様は神様” 思想からの呪縛解放)
一番面白かったのは、
「リーダーとは大局観を持ちつつ、新しいことにチャレンジする想像力を持ち、それを実現できる人!」
とかく組織管理することがトップの仕事と思われがちな日本の社会で、力強くリーダーシップ発揮する生沼GMの言葉が心に響きました♪
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